公益財団法人 インナートリップ国際交流協会について
当財団は国際交流の促進を目的に1986年(昭和61年)当時の文部省の認可を得て設立され(2013年4月より公益財団法人に移行)、爾来特に東南アジアや中南米地域からの留学生への奨学金給付を柱とする支援事業を行っている。
また地元の東京港区では近隣の大使館員や外資系企業等の駐在員、またその家族に日本語教室を開設し、日本の文化や習慣を踏まえた異文化コミュニケーションの促進・向上に努めている。
当財団の奨学金の特色は、返済不要の給付型であり、専攻分野を問わないこと(文系が多いが理系も歓迎)。また学長などの代表者の推薦は必要だが先輩に奨学生のいない大学からの推薦も歓迎する。そして何より、毎月定例会を開き、約半日の文化財や歌舞伎等の本物の鑑賞や、参加型の風鈴や紙すきなどの手作り体験を通じ、多様な留学生同士の懇親の場を設けていることだろう。
自分や母国を客観的に捉え、また文化や宗教の違いはあるとして、お互いをよく知り尊重し合う事の重要性と楽しさを、この財団でも味わって頂きたい。